九官鳥の運転会、第一ラウンドの、焼山運転会、
ここに、予想もしない人が登場。
会場の近所にお住まいの、Wさん、まだ72才だそうですから、拭け込むには早すぎる年齢ですが、病気を患われて、右腕がご不自由になられています。
この方は、昔鉄道模型に趣味があって、若いころにいろいろとHOゲージの模型を作られていたようです。
それが、体も思うようにならないし、奥様にとってはごみの山にしか思えない数々の模型、、、これをだれかもらってくれないだろうか、と言う事で、今回のイベントを知って、今までの模型の数々を本人は処分してほしい、、くらいのつもりで持って来られて、、、確かに商業ベースではゴミでした。
しかし模型人として見たら、この方は只者ではありません。
模型人に必要な、
アイデア 器用さ そして、実行力。
これをやられてます。
作品はずいぶん昔の物なので、メンバーがそれぞれ欲しいものを持ち帰って、いずれ、レストアして、日の目を見るでしょうからその時に発表します。
しかし現場でW氏の作品のうち稼動するものを走らせてあげると、奥様も、「目の色が違うわね」と言うくらい喜んでいただけました。
病気で体が不自由になって、引きこもるのではなく、新しい出会いがあれば、どんどん目線を変えて、楽しみを見つけましょう。
次回は、5月 3 4 5 呉ポートピア。
いい話を書いたので、もうやめようかと思ったんですが、一応、
もう一人の大喜びおじさん。
竹原機関区の、シキが快走、
車両作成の、広庚機関区もトランス?積載状態を見るのは初めてなので、積載時の走行に不安があったようですが、安心していただけました。
しかし、多彩な車両群で、自分のものではなくてもうれしくなります。
しかし、じいさん、、、根気が続かず、黒瀬気動車区のお孫さんが来たら、運転させてあげる、、、と、甘い言葉で仕事を押し付ける要領のいい、オジサンどもでした。